春風駘蕩
学生な私が小説を書き溜めているサイトです。 ただ今ラブコメ青春小説を連載しています。 どうぞお付き合いください。よろしくお願いします。 コメント、クリック頂けるととても嬉しいです。
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春風駘蕩にいらっしゃいませ。

これからドンドン小説を増やしていこうと思いますので、お付き合いよろしくお願い致します。
主に、恋愛小説を連載して行こうと思っております。

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08/3/16(水)
お知らせ。-サカノチサのつぶやき。
08/1/26(土)
TOMODACHI*5−5。



小説

##TOMODACHI##

†登場人物†  ☆成分解析★
〜イラスト〜

*Act.1−1  *Act.1−6
*Act.1−2  *Act.1−7
*Act.1−3  *Act.1−8
*Act.1−4
*Act.1−5

*Act.2−1  *Act.2−6
*Act.2−2  *Act.2−7
*Act.2−3
*Act.2−4
*Act.2−5

*Act.3−1  *Act.3−6
*Act.3−2  *Act.3−7
*Act.3−3  *Act.3−8
*Act.3−4
*Act.3−5

*Act.4−1  *Act.4−6
*Act.4−2  *Act.4−7
*Act.4−3
*Act.4−4
*Act.4−5

*Act.5−1
*Act.5−2
*Act.5−3
*Act.5−4
*Act.5−5

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【2007/06/29 10:46】 | 目次
初記事。
今日から小説を書いていくブログを作りました。
私が大ファンなサイトの管理者様から勧められたのですが、
まさかこんな早くにブログを設立するとは思いませんでした(笑)

まだ全然小説ありませんが、これからこつこつ連載していこうと思うので、よろしくお願いします!


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【2007/06/30 20:43】 | つぶやき。 | トラックバック(0) | コメント(13)
TOMODACHI || *act.1−1
*1

「桜井(さくらい)ってさ、ダチいねーの?」
「・・・・・・・・・は?」
「いや、だからさ、桜井ってダチいんの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「お前いつも独りだけど、寂しくねーのか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「そいやー、今日の英作文の宿題やってきた?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「俺やってねーやー。やべ。怒られるかな?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

15分が経過した。
「桜井って髪染めてんの?結構茶色いよなー?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「お前の兄ちゃん『山の刀』って呼ばれてる?ここら辺じゃトップで強いよなぁ?すげーよ。マジ俺感動。サイン貰えるじゃん。」
ぶっっっっっちぃーっ
体内のどこかがショートして頭の中で大爆発、何かがブチ切れた。
「うるっさいなぁっ!っんなにあたしを質問攻めにして楽しいか!?あ?質問に答えてないのに次の質問すんなっ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」



 あたしの名前は、桜井(さくらい)なな。女子高生を初めてもう少しで3ヶ月。つまり、高校1年生の16歳。
 でも、友達はいない。というよりも、意図的に自らつくっていないと言ったほうが正しい。いつもヒトリ。弁当も(正確には食事か)、教室移動も。なんて過ごしやすいんでしょう。マイペースにヒトのことなんか気にしなくていい。自分のことだけ考えていればいい。こんなにうれしいことって他には見つからないと思う。決して自虐キャラではないけれどこんな自分は、自分で「ホントにヘソが捻じ曲がってるなぁー、ていうか心が歪んでるのかなー」と時々思想する。
 つまり、周りから見ればハンパなく浮いてるヤツであろう。ええ、ナントでも思ってください。ナントでも言ってください。自分はとっても満足しているから。友達がいるヒトには一生分からない幸せを味わっているから。早々と既に心が腐ってしまっているのか、友達がいないことで自分が損をしている、寂しい可哀想な子だなどと思ったことは一度としてない。

 これからも、1人で楽しく過ごしていくんだと色々妄想をはびこらせていたが、そんな楽しい日々が長続きしないという事を入学したてのあたしはまだ知らなかった。というか知る由もなかったよ。

 
 入学式の日、恒例の友達づくりが行われた。あたしが通っている五葉(いつつば)光(ひかり)高校(こうこう)は、家から歩いて10分、走ると5分の距離に位置している。(走って学校に行ったことは今だに一度もないけど。)五葉光高校に入学するヒトは、ほとんどの場合は戸港(とみなと)中学の卒業生。
 でも、あたしはあんなところには行きたくなかった。どうしても行きたくなかった。何が何でも行きたくなかった。通いたくなかった。五葉光高校の校門の内に足を踏み入れたくなかった。
 そんなに嫌がるにはきちんと理屈がある。それは・・・・ここ五葉光高校はまさに、不良・ヤンキーの溜まり場なのだ!
 何度も言ったが、ヤンキーや不良の溜まり場な五葉光高校に通いたくなかった。
 あたしはヤンキーや不良は大嫌いなのだ。奴等の行動の意図がまるで分からない。分かりたくもないげどね。
 なんでそんなに不良、いわゆるヤンキーみたいな外道な奴等が大っ嫌いなのか。まずは人間として彼らを好きな人は少ないだろうがそこは置いといて。
 具体的には、コンビニの前にしゃがみこんでスパスパ有害物質〜タバコ〜を吸ったり、騒音をさせながらバイクで爆走したり。奴等はそれが格好良いと思っているっぽいが、しかし世間の目は違う。つまり格好良いとはこれっぽっちも思っていない。むしろ格好悪い、迷惑な存在に分類される。
 だから、大っ嫌いな奴等と学校生活を共に歩み勉強するのはあたしのプライドに響くのだ。人生にも関わる。そんな地獄へレッツラゴーみたいな道を今からたどるわけにはいかなかったの。でも、もう過去形決定。というか断定?

 結構前、中学の頃から五葉光高校以外の高校に入学しようと決心をしていた。そしてもちろん中学3年のとき高校受験というイベントにも参加した。当時まぁまぁ成績の良かったあたしに、中学3年のときの担任は超有名進学校と99%無いと思うがもしものための近所の高校という2つだけ受けておけばいいという助言により、そのとおりにした。
 しかし、進学校の受験当日本当になんかの呪いかと思うような高熱が出て、一応試験は受けたが翌日、試験の問題をといた記憶が全く無かった。合格発表ではもちろん自分の受験番号は載っていなかった。気づけば受験シーズンは終わっていて、滑り止めに受けたこの、五葉光高校に進学することになっちゃいました。おでめとぉー。今思い返して見れば、受験前日に暖房のがんがん効いた自室で勉強中に熱くって窓を開けてうっかりそのまま寝てしまったと言う事など一目瞭然で、なんともアホらしい馬鹿行動に今までどれほど後悔したことか。
 あたしが嫌がる五葉光高校とは、どんなところかと簡潔に言うと、どんなバカでもアホでもお入りなさーいと言っているような高校である。もちろん入学してくる新入生はそりゃすごい。超強烈。いろんな意味で強烈。

 それはおいといて、実は戸港中学出身のあたしは顔見知りのヒトばかりのハズだが(新入生の約70%くらいは戸港中学の卒業生が占める)必ずといっていいほど名前と顔が一致しなかった。お見事。友達をつくらない主義者。自分でも少しびっくりした。

 とにかく、入学式の日に行われる友達作りには全く参加せず、足早に家に帰宅したのであった。





*Act.1−*2へ
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【2007/06/30 23:23】 | TOMODACHI
TOMODACHI || *act.1−2
*2

 「さぁ!新しい高校生活を思いっきりエンジョイしまくろう!」
とやけくそに思っていた矢先、最近友達いない歴16年のあたしに、厄介なのが話し掛けてくる。それは、隣の席の喜多(きた)深(み) 玲(れい)治(じ)。
 入学してから2ヶ月経ったくらいに席がえがあった。今までは一番前という最悪な席だったし、今回一番後ろの窓側の席という超ベストポジションになったからこれこそ天国・・・と実感していた。授業中あんまり当たらないし、外の景色も見えるため他のクラスの生徒があほヅラで体育を受けているのを観察できる。いい暇つぶしにできるし。超の3乗がつくほどのメリットだらけの席に、一つだけデメリットがあった。それが隣の席の喜多深 玲治という輩(やから)。
 ある日、ヒトリで弁当を食べていたあたしに突然話し掛けてきたのだ。

「桜井ってさ、ダチいねーの?」

と。
そして冒頭に戻る。

 喜多深 玲治という奴は金髪、両耳に2つずつのピアス、髑髏のプリントが前の中心部に入っている赤い半袖Tシャツの上に半袖カッターシャツをはおり(もちろんボタンは1つとしてとまっていない)、神の救いか何かでずれ下がってはいないものの制服?と疑問を持ってしまうほどにだぶだぶのズボンという成りでどっからどう見てもヤンキーの分類に達している。度合い的にはまだマシなほうである。でも返事をしたら見るからに面倒臭そうだったので無視〜シカト〜であしらってさしあげた。
 すると、シカトは関係なしにまたこっちに向かって質問する。
 あたしはまた、シカトする。
 …ええーこれいつまで続くの?
「あ、昨日俺阿賀総理に似た人みたんだぜ!桜井は見た?」
阿賀総理って誰ですか?安陪総理でしょ。そんなことも知らんのかい。
「その弁当のシュウマイって冷食?うまいよなー。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
―――しかし、喜多深 玲治は飽きることなく次々と質問を続ける。もうすぐ最初の質問から15分経過するではないか。あたしの神経も限界に・・・・
「お前の兄ちゃん『山の刀』って呼ばれてる?ここら辺じゃトップで強いよなぁ?すげーよ。マジ俺感動。サイン貰えるじゃん。」
ぶっっっっっちぃーっ
流石のあたしもプッチンプリンのようにキレちゃうよ!?いやいやもう完全キレたよ今。音凄かったし。

「うるっさいなぁっ!っんなにあたしを質問攻めにして楽しいか!?あ?質問に答えてないのに次の質問すんなっ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」

 それから次々と喜多深に向かって女の子とは思えないような罵声を飛ばした。30秒後ようやく己を取り戻すことに成功した。
というか、あんだけ罵声浴びせたのになんでこの人はさり気なく目をキラキラさせてるんだ!?Mか!? 真性のMっ子なのか!?
あまりにもおかしな相手の態度に心の内で1人でひたすら戸惑っていたあたしに向かって、キョトンとした顔で喜多深が言った。
「ちゃんと、喋れんじゃん。お前。」
失礼な奴だなこいつ!!ヤンキーだからって何様だ。多分俺様だろうね。自問自答はほっといて。まずは、ちゃんと喋れるじゃん=喋れると思ってなかった、という事になる?この人の目にはあたしが宇宙人にでも見えるというのか。眼科に行ったほうがいいな。
「当たり前じゃないですか。あなたのせいで血圧上がるんでやめてください。」
何の感情もこめずに言う。ヒトと喋るときは一番なんの誤解もされないからこの話し方しかしない。
「血圧とか何ババくせぇコト言ってんだよ。ってか、だったら素直に質問答えろよ。そして俺は“あなた”じゃなく『玲治』だ。『玲治』と呼べ。」
この期に及んで命令口調ですか。この俺様野郎っ!なんでこんな奴と話さないといけないんだ。理由もワケもない。ということは、話さなくていいということになるじゃん。うん。
「嫌です。」
きっぱりと断ったらこーゆータイプのは諦めるんだよ。
「んじゃ、一個だけ質問答えろよ。」
しつこい!?と言うよりは粘り強い。しかも、人にものを頼むときは、フツー敬語を使うんだよ。ヤンキーの世界には敬語は無いのか。無さそうだなー・・・。
「命令口調で言われると余計、答えたくなくなります。」
喜多深 玲治は「う〜ん・・・」と5分ほどじっくり、まったり、のんびり考えた。どうでもいいから昼休終わっちゃうから早くしてください。
「じゃぁ、一個だけ質問答えな、よ?」
何故に疑問形。・・・・・全然変わって無いし。“ろ”が“な”に変わっただけ。変わったけど変わっていない。しかも、必要以上に馴れ馴れしい。阿呆と話すと無駄にエネルギー使うな。もう、大切な神経が限界をきたしている。吐きそうでもある。兄貴以外のヤンキーと長時間話したことなどないからだ。さらに、阿保ときている。何かのたたりなんですか?もう、自分が何を言ってるかも分からなくなりそうだ。仕方ない。少しだけ折れることにしよう。この人予想以上に粘々だから。
「はぁ。じゃぁ、一つだけですよ。」
「おう。桜井ってよ、ダチいねーの?」
一番最初の質問だった。my昼休憩を保護すべく、この会話をちゃっちゃと済ましちゃいたいと思います。
「あたしは友達がいないんじゃなくって、友達をつくらない主義なんです。これでいいですね。では。」
そういって立ち上がろうとした。すると、
「桜井ってやっぱ変わってんなぁー。じゃさ、いつも独りで寂しくねーの?」




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【2007/07/03 02:57】 | TOMODACHI
|| TOMODACHI ||
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【2007/07/03 03:17】 | ご意見・ご感想 | トラックバック(0) | コメント(24)
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Author:サカノ チサ
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